かんきつ倶楽部MATSUDA果樹園のみかん辞典

いしじみかん

いしじみかん

いしじみかんジュース

いしじみかん

昭和50年に倉橋町の石地富司清さんの園地で見つかったみかんです。平成12年11月に、『石地(いしじ)』の名前で品種登録されています。このみかんの最大の特徴は、雨が多くても浮き皮が出にくいこと。そして安定した糖度と低酸。また、じょうのうも薄く皮はぎも容易です。

保存方法

果皮がデリケートですのであまり手荒な扱いは禁物です。常温で保存して下さい。

効用

トキサンチンは発がん抑制作用や老化防止にも期待されています。みかんはビタミンCが豊富なので、肌荒れや風邪予防に効果的です。また果肉の袋(じょうのう)には便秘改善の作用があるペクチンも多く含まれています。さらに袋や白いスジには、フラボノイドの一種「ヘスペリジン」が含まれていて、高血圧や動脈硬化を予防する効果があるといわれます。カロテノイドの一種である「βクリプトキサンチン」の含有量は果物の中でトップクラス。βクリプトキサンチンは体内でビタミンAとして働き、消化器官や視力を保持してくれます。

食べ方

皮は手を汚さないで簡単にむくことができます。 種がほとんどないので、袋ごと食べましょう。できるだけ食べ頃にお送りしていますが、食べてみて酸味が強いと感じた時は5日間ほど常温で保存してください。(腐敗果には注意して下さい。)

いしじみかんジュース

全果汁しぼり

MATSUDA果樹園で生産された小玉いしじみかんを100%使用した濃厚なジュースです。砂糖、無添加を使用していないので、お子様からお年寄りの方まで、どなたにも安心して飲んでいただける100%ジュースです。

contents_border_ft.png

はれひめ

はれひめ

はれひめジュース

はれひめ

はれひめは【清美オレンジ】と【オセオラオレンジ】を交配したものに【宮川早生みかん】を交配させて誕生した新品種のみかんです。

特長は、柔らかい果肉とオレンジの風味。そして、むきやすい薄く柔らかい皮。オレンジのような独特の甘い香りが漂います。果汁にコクがあり、濃厚な味わいをミカンの様にお楽しみいただけます。皮は、厚そうですが柔らかいので、剥きやすく・食べやすいです。

「はれひめ」マルチ栽培

はれひめは高糖度系の品種ではないため、シ-トを樹の下一面に敷き詰め雨水を遮断し、樹に水分ストレスを与えて糖度を上昇させます。糖度は通常10度くらいですが、12~13度くらいになります。(このシ-トは透湿性で地中の水分を外に逃がし、雨水を遮断します。)また、太陽の光を効率よく反射出来るように、白い色をしています。このようにして、水分量を調整して糖度を高める栽培方法です。

保存方法

果皮がデリケートですのであまり手荒な扱いは禁物です。常温で保存して下さい。 できるだけ食べ頃にお送りしていますが、食べてみて酸味が強いと感じた時は5日間ほど常温で保存してください。(腐敗果には注意して下さい。)

はれひめジュース

全果汁しぼり

MATSUDA果樹園で生産された小玉はれひめを100%使用した濃厚なジュースです。砂糖、無添加を使用していないので、お子様からお年寄りの方まで、どなたにも安心して飲んでいただける100%ジュースです。

contents_border_ft.png

まどんなみかん

まどんなみかん

まどんなみかん

愛媛生まれの新柑橘

愛媛県を舞台にした夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する女性の愛称が、その名由来とも言われている「紅まどんな」は愛媛県が自信を持ってお薦めする新しい「みかん」です。平成17年に愛媛で南香×天草の掛け合わせで生まれた柑橘界のニューヒロイン。ジューシーで薫り高いみかんです。

「紅まどんな」は、まるでゼリーのようにぷるぷるとしたやわらかな果肉と かぶりつくほどに溢れ出すジューシーな果汁が魅力の柑橘です。

保存方法

常温で保存して下さい。果実は非常に柔らかいですので、やさしく扱って下さい。

食べ方

紅まどんなはスマイルカットにしてお召し上がりください。果肉の緻密な感じと多汁さが一番良く分かる食べ方です。できるだけ食べ頃にお送りしていますが、食べてみて酸味が強いと感じた時は5日間ほど常温で保存してください。

contents_border_ft.png

いよかん

いよかん

いよかん(宮内いよかん)

いよかんは、瀬戸内海特有の温暖な気候の中で栽培されてます。皮を剥いた時に広がる香りは、ジューシーで甘味・酸味バランスにも優れているのが特長です。

いよかんには水分が多く、ビタミンCや酸味成分である「クエン酸」も多く含まれいます。ビタミンCは、肌にはりをもたせたり、コラーゲンと働くことで免疫力を高め、風邪のひきにくい身体をつくりあげます。抗がん作用もあると効果が期待されています。いよかんに含まれているクエン酸は、カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける作用がありますので、カルシウムを含む食品と食べることでカルシウムの吸収がよくなり、骨や歯の強化、イライラの解消などに効果があります。また、筋肉に蓄積される疲労物質「乳酸」の利用効果を高めることで、疲労回復に役立ちます。 疲れた時にいよかんを食べることで、疲労の回復を高めるようにしてはどうでしょう。

いよかんの皮の活用法

いよかんを食べた後は、皮を捨てないでお風呂に浮かべてみてください。いよかんの皮に含まれる精油の有効成分が香りとともに鼻から脳へ・・・心やすらぐ芳香浴が楽しめます。疲れた時など、いよかんを食べて、また皮を浮かべたお風呂に入ってすっきりしてみてください!

保存方法

日の当たらない涼しい所で保存します。暖房の効いた部屋での保存は避けましょう。酸っぱいと感じたら4~5日常温で保存してみてください。

contents_border_ft.png

デコポン

デコポン

デコポン(きよみ×ぽんかん)

デコポンの“デコ”

デコポンは清見にポンカンを交配して育成されたくだものです。このため、ポンカの特性である隆起(デコ)が、発芽から開花期までの、昼夜の温度較差が大きい場合に発生します。特に温度差が15℃以上になるとデコの発生率は上がるようです。 また、若くて樹勢の強い木ほどデコは出やすく、樹勢の弱い木ほどデコは小さくなる傾向があります。デコのないものは「デコポンらしくない!」と敬遠されがちですが、甘さ・おいしさには関係ありません。

保存方法

果皮がデリケートですのであまり手荒な扱いは禁物です。常温で保存して下さい。風通しの良い涼しいところで保存してください。できるだけ、お早めにお召し上がりください(腐敗果にはご注意して下さい。)

効用

糖質はショ糖が過半数を占め、果糖とブドウ糖が含まれています。酸の主体はクエ酸。果肉にはカリウム、マグネシウム、カルシウムが多く、ビタミンではC、A、B1が豊富に含まれています。 食物繊維の宝庫です。 美肌、便秘に効果があると同時に、大腸ガン予防・肥満防止・コレステロール低下等、健康面でも文句なしです。

contents_border_ft.png

かんぺい

かんぺい

甘平(西之香×ポンカン)

次世代の新柑橘!甘平(かんぺい)

西之香とポンカンを両親に持つ甘平は、見た目が無骨で、超大玉の青島みかんのようですが、食べてみるとびっくりです。高い糖度、しゃきしゃきした果肉、薄い袋、皮のむきやすさ等、非常に優れた柑橘であることは間違いないです。ところが、夏場に果肉が大きく育つ時に、薄い果皮が耐えられず、裂果してしまうものが非常に多い為、生産量が極めて少ないのが現状です。

皮は手を汚さないで簡単にむくことができます。 種がほとんどないので、袋ごと食べましょう。できるだけ食べ頃にお送りしていますが、食べてみて酸味が強いと感じた時は5日間ほど常温で保存してみてください。(腐敗果には注意して下さい。)

contents_border_ft.png

せとか

せとか

せとか(清見×アンコール)×マーコット

かんきつ最高クラスの味と香り

皮が薄くむきやすく、ジューシーで高貴な香りがします。また、糖度の高さとほのかな酸味とのバランスが絶妙です。さらに、コクのある濃厚な旨味があるのも特徴です。「せとか」は、清見とアンコールをかけあわせたものに、マーコットオレンジを交配して、いいとこ取りのような形で出来上がった柑橘類界の最高峰ともいえる果実。収穫数量が少ないため、稀少な品種とされています。

栄養性

みかんよりもビタミンCが豊富に含まれています。またオレンジの色の成分には、ビタミンA(カロチン)も含まれています。ビタミンCは美白、美肌効果があり、カゼなどの予防にも欠かせない栄養素です。内皮ごと食べると、食物繊維やビタミンB1、そしてビタミンCの吸収を助けるビタミンPを同時にとることができます。また食物繊維は腸の老廃物の掃除をし、腸の働きを整えてくれる働きがあり便秘の解消に効果的です。

保存方法

風とうしよい涼しい所で保存してください。できるだけ、早めにお召し上がり下さい。(腐敗果には注意して下さい。)

contents_border_ft.png

はるみ

はるみ

はるみ(清見×ポンカン)

清見とポンカン(でこぽんとはぽんかんの種類が違います)を交配して育成された品種です。冬の美味しいみかんとして人気の高いデコポンの妹分です。味はデコポンよりやさしく特徴は「美味しい」。皮が薄く柔らかいので剥きやすく、じょうのうもやわらかいため、たまに種はありますが袋ごと食べられます。

保存方法

果皮が非常にデリケートですのであまり手荒な扱いは禁物です。常温で保存して下さい。

効用

みかんよりもビタミンCが豊富に含まれています。またオレンジの色の成分にはビタミンA(カロチン)も含まれています。ビタミンCは美白、美肌効果があり、カゼなどの予防にも欠かせない栄養素です。内皮ごと食べると、食物繊維やビタミンB1、そしてビタミンCの吸収を助けるビタミンPを同時にとることができます。また食物繊維は腸の老廃物の掃除をし、腸の働きを整えてくれる働きがあり便秘の解消に効果的です。

食べ方

皮は手を汚さないで簡単にむくことができます。できるだけ食べ頃にお送りしていますが、食べてみて酸味が強いと感じた時は5日間ほど常温で保存してみてください。(腐敗果には注意して下さい。)

contents_border_ft.png

はるか

はるか

はるか(平成8年に品種登録されたまだ新しい柑橘です。)

昭和55年に福岡県の石井氏が自宅の庭において「日向夏」の自然交雑実生を発見し、57年高接ぎ樹を育成、61年初結実、以後増殖を行いなががら、特性の調査・確認を行い育成を完了した品種です。 品種登録出願時の名称は「円香」でした。

保存方法

果皮が非常にデリケートですのであまり手荒な扱いは禁物です。常温で保存して下さい。

見た目を裏切る酸っぱくない爽やかな甘さ

果実の形が扁球で、果皮色が黄色く、酸味の少ないぷるっとした果肉が特徴です。 レモンのような果肉の色(黄白)ですが、酸味はほとんどなく、さわやかな甘さがあります。種は多いです。はるかは、「日向夏」と比べると果頂に凹状の環があり、果皮が少し粗いことで区別性が認められています。

食べ方

グレープフルーツのように半分に切って、スプーンで種を取り除いておいてから果肉をすくって食べるのがオススメです!はるかの外皮は厚いので、手で剥くのはちょっと難しいかも知れません。むきにくい場合はナイフで切れ目を入れるとよいでしょう。

contents_border_ft.png